「ダニエウ・アウベスのバナナ」展

2023年『バナナと月』キャンバスにアクリル/1167×910mm
2023年『ミートタウン』,『水の下で』,『Happy Morning』ともにキャンバスにアクリル/1167×910mm



2023年『ダニエウ・アウベスのバナナ』『大いなる自然』2021年『大切なものは頭の上』ともにミクストメディア
INFORMATION
会期
2023年8月1日(火)~ 2023年8月26日(土)
開催時間
13:00~18:00
休廊
日曜日・祝日
※8月11日(金)~8月16日(水)は休廊いたします。
概要
この度、フラットリバーギャラリーでは2023年8月1日より宮崎勇次郎「ダニエウ・アウベスのバナナ」展を開催いたします。
宮崎勇次郎は一枚の画面に様々で異質なモチーフを組合せ独特なイメージの作品を創り出します。それらはまるで意識の外にある無意識を記号化した図像の集積のようでもあり、幾重にもレイヤー化され古今東西の境界がシームレスとなった社会の隠喩のようでもあります。また同じ作品でありながら、鑑賞するたびにその都度新しい発見や新しい意味を惹起され何度でも観る者の心を揺さぶります。
フラットリバーギャラリー企画
CONCEPT
私の実家は大分県で銭湯を経営していて、初めての絵画体験は富士山が描かれた巨大なペンキ絵だった。富士山と日本三景が組み合わされ実際には観ることのできない銭湯の風景画は、観光地で売られているポストカードのようであり、湯船に浸かるお客様の観たい景色が詰め込まれたものである。この様々な景色が組み合わされたペンキ絵が私の原点になっている。
展覧会名の「ダニエウ・アウベスのバナナ」は、ブラジル代表のサッカー選手の試合中での振る舞いを讃える内容から来ている。2014年4月27日に行われたバルセロナ対ビジャレアル戦で、コーナキックに向かうアウベス対して、観客席からピッチにバナナが投げ込まれるという人種差別的行為が起こった。しかしアウベスは怒りによる反応ではなく、皮を向いて食べるというユニークな行動をとった。その行為を私は勇敢な虎のように感じた。
差別的行為は許されるものではないが、バナナの形や色に対して別のものに置き換える思考、そこから再び生まれる想像の連鎖。このように変容するイメージによって私の作品は創られている。鑑賞者には、画面上に組み合わされた様々な形からそれぞれの物語を綴ってもらいたいと思う。
本展覧会は、ペインティング作品を中心に、絵と言葉を冊子にまとめた作品や立体作品も展示している。
宮崎勇次郎
ARTIST
宮崎勇次郎
美術家・背景絵師、大分県出身。2000年東京造形大学 美術Ⅰ類卒業。実家である銭湯のペンキ絵(背景画)をベースに、一つの場所からは観ることが出来ない複数の視点を持つ絵画を制作。相反する思考や感情が、複雑に絡み合いながら共存する私たちの曖昧で美しい世界を表現。
近年の主な活動、【個展】想像の泉(2022/大分・下郡温泉)、偶然と記憶は赴くままに(2021/埼玉・彩光舎)、私の中のロマンチシズム(2021/東京・ループホール)【グループ展】もの・かたりー手繰りよせることばを超えてー(2019/東京・代官山ヒルサイドフォーラム)、Zokei Da Vinci Project(2020/東京・代官山ヒルサイドフォーラム)など。2023年夏に大分市美術館でのグループ展に参加予定。その他にも多くの壁画を手がける。
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