INFORMATION

会期

2022年8月22日~2022年9月17日

開催時間

13:00~18:00

休廊

日曜・祝日

参加作家

O JUN、佐藤克久、末永史尚、冨井大裕、
ナカダマコト、はっとりこうへい、堀田ゆうか、
椋本真理子、吉雄介、荒井伸佳(計10名)

概要

 アートには人類史と同じといっても過言ではない程度の長い歴史があります。ハンコもまた5000年以上の長い歴史があると考えられております。アートもハンコも人間の創造性によって形作られ成立し、育まれ、親しまれてきました。

 ハンコはとてもミニマルでハンディな印刷機でもあり、記号や文字、装飾を表現するための媒体でもあります。そのような特性を踏まえ古今東西、また時代を超えて様々なアートに用いられております。

 本展覧会では10人の画家・彫刻家・美術作家によるアート作品と、ハンコをベースとしたマルチプル作品を展示・販売いたします。各作家それぞれの個性と創造性がHANCOにどう反映されるのか期待して頂き、且つ又アート作品本来の魅力や楽しさを感じていただければ幸いです。

フラットリバーギャラリー企画

Photo by FRG

O JUN

「手形法 附則第82条第1項・本法ニ於テ署名トアルハ記名捺印ヲ含ム」

2022 / 72×73㎝ / 紙に朱肉・クレヨン

佐藤克久 / Katsuhisa Sato

「つらつら / face to face」

6枚セット
2019 / 65.2×53㎝ / キャンバスに油彩

末永史尚 / Fuminao Suenaga

「Camouflage」

2022 / 30×30㎝ /アクリル

冨井大裕 / Motohiro Tomii

「無入 / Munyu」

2022 / – / 陶

ナカダマコト / Macoto Nakada

「abyss」

2022 / 14×10×10㎝ / 木材

はっとりこうへい

「ブルーマウンテンビュー / Blue mountain view」

2022 / 22×44×4㎝ / 楠・アクリルガッシュ

堀田ゆうか / Yuuka Hotta

「(barely)-2」

2022 / 26.5×46.5×7.7㎝ / ミクストメディア

椋本真理子 / Mariko Mukumoto

「flood gate」

2022 / 45.5×20×20㎝ / FRP

吉雄介 / Yusuke Yoshi

「HANCOINHAND(HISSTONE)」

2022 / 11×10×9㎝ / トタン・ハンダ付塗料

荒井伸佳 / Nobuyoshi Arai

「白と黒の車輪 Black & White Wheels」

2022 / – / ミクストメディア

Photo by 柳場 大 / Masaru yanagiba​

ARTISTS

O JUN

1956年東京生まれ。1982年東京藝術大学大学院修士課程修了。
主な個展に「目対絵」VOU/棒(京都2021)、「三つの絵」NADiff Gallery(東京 2021)、「畳に目」照恩寺、東京(2022)。主な二人展、グループ展に「東京ビエンナーレ」(東京 2021)、「OJUN+五月女哲平」ガレリア・フィナルテ(愛知 2021)、 「ペイン天狗-長谷川繁+O JUN 」カスヤの森現代美術館(神奈川 2022)、「八甲田大学校」国際芸術センター青森(青森 2022)。

佐藤克久

1973年広島県生まれ。1999年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
主な個展に「うらおもて」照恩寺(東京2021)。主なグループ展に「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6 名の現代作家展」YoshimiArts・the three konohana(2会場で共同開催)(大阪 2021)、「豊田市美術館リニューアルオープン記念 コレクション展 世界を開くのは誰だ?」豊田市美術館(愛知 2019)など。

末永史尚

1974年山口県生まれ。東京造形大学造形学部美術学科美術I類(絵画)卒業。
消しゴムや額縁、インターネットの検索結果画面など、日常的に見ているものや展示空間に関わるものから視覚的トピックを抽出し、絵画・立体作品を制作。主な個展に「ピクチャーフレーム」MakiFine Arts(東京 2020)。主なグループ展に「グランドオープン記念事業 展覧会 あしたのおどろき」東京都渋谷公園通りギャラリー(東京 2020)、「アートセンターをひらく」水戸芸術館現代美術センター(茨城 2019)など。

冨井大裕

1973年新潟県生まれ。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。
既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。近年の展覧会に「DOMANI plus @ 愛知『まなざしのありか』」愛知芸術文化センター(愛知 2022)、「線を重ねる」Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京 2021)、「Re construction 再構築」練馬区立美術館(東京 2020)など。

ナカダマコト

1991年生まれ。明星大学造形芸術学部卒業。
主な展覧会と受賞に「Mechanical Sensations」、「SICF21」、「Independent Tokyo 2020」グランプリ、「KOGEI Art Fair Kanazawa 2022」、「ULTRA OBJECT vol.3」。

はっとりこうへい

2007年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。
オリジナルの木彫や既製品の立体物などに絵の具を塗り重ね、その色層を彫る「色彩彫刻color sculpture」で作品を制作・発表しています。

堀田ゆうか

1999年愛知県生まれ。2022年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻在籍。
主な展覧会に「明けの明星」Art Space 銀河101(2022)、「焼きつく線」gallery TOWED(2022)、「第70回東京藝術大学卒業・修了制作展」東京都美術館(2022)、「明日はいない」目黒rusu(2021)、「ストレンジャーによろしく」金沢アートグミほか金沢市内13カ所(2021)、「第23回グラフィック「1_WALL」展」ガーディアン・ガーデン(2021)など。

椋本真理子

1988年神奈川県生まれ。2013年武蔵野美術大学造形研究科美術専攻彫刻コース修了。東京都在住。
主な個展に「fountains」亀戸アートセンター2019)、「Park & Mountain」RISEGALLERY(東京 2019)、「マイ・ガーデン」NADiff Window Gallery(東京 2020)など。主なグループ展に、「みとう」衣川明子、長谷川さち、椋本真理子 照恩寺(東京 2021)、「テラスアート」テラスモール湘南(神奈川 2021)など。

吉雄介

1965年横浜市に生まれる。1990年東京造形大学美術学科II類卒業。
写真の「4.4.」は吉のアーティストサイン。

荒井伸佳

1967年東京生まれ。東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類卒業。
主な個展に「アキレスと亀」ギャラリー美遊(東京 1994)、「Pre History」FORUM ARTSHOPエキビジョンスペース(東京2006)、「Nowhere」プラザギャラリー(東京 2016)。主なグループ展に「F L A G S H I P 2 0 0 4 展」FORUM ART SHOPエキビジョンスペース(東京 2004)、「ZOKEI NEXT50」アーツ千代田3331(東京2016)、「CSP4 あることないこと」東京造形大学附属美術館(東京 2017)、「Symbiosis28」ギャラリーいちょうの木(東京 2022)。

PRODUCTS

HANCO展 カタログ

価格:550円(税込)

購入:CONTACTよりお問合せください。